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婚活難民田中、只今迷走中!

週末引きこもりのアラサー女・田中。金曜夜は食料買い込み、月曜朝までごろ寝する。しかしこれでは本気でマズイと、自らムチ打って結婚相談所へ飛び込んだ。                                     

意味不明さを感じた内海氏からのメール その5

そんなこともあり、内海氏といると落ち着かず、こちらが話してもせかすように相づちを打ってくる。田中に対して内海氏はとてもけんか腰のように感じる。初めてお会いしてからわずか30分くらいは経っていたのだろうか。何か内海氏の気に障るようなことでも…

せかすように相づちを打たれては その4

初対面のその日、職場でヒステリーを起こした女性社員の話をした内海氏。そのような話を聞いても、初対面でもあるのでなんとも答えようがなく、かといってうまく話題を変えることもできずにいた田中。気まずい雰囲気が流れていたのだが、内海氏はそのような…

なんとなく上から目線 その3

その連れられて向かった先のカフェがまだ新しく、オープンしたばかりだとは知らなかった田中。そのことを伝えると、「やれやれ」と言った表情を見せ、鼻で笑ったように感じた。誰しもが流行りのスポットや流行をおさえているわけでもない。そんな、最近でき…

ぶっきらぼうな態度 その2

しばらくやり取りが滞っていたのだが、ある日突然「会いましょう」ということになり、約束をしていた日を迎えた。内海氏は、とある有名なメーカーでエンジニアとして仕事をされている。そして、内海氏は今や珍しく思える三兄弟の中の一番下のようである。お…

メーカー勤務のエンジニア 内海氏(38歳)その1

内海氏とオーネットの掲示板を通してメッセージのやり取りが始まった。 お互いの詳細プロフィールを交換し合い、内海氏の写真からは30代後半には見えず、実年齢より若く見える風貌だ。短髪にされて、髪を少し立たせているからだろうか、とても爽やかな印象…

お会計にて、見たくなかったが その7

しかし、待ってもなかなか出てこない小島氏のことが気になり、そっとお店のドアに目をやると、どうやら小島氏は領収書を書いてもらっているようだった。その晩の食事代を経費で落とそうと考えているのだろうか、と思ってしまったが見なかったことにした。数…

興味を持たれていないことを肌で感じる その6

小島氏と初めてお会いした日。田中は小島氏のお仕事の話など、とても興味深く感じられ、またハキハキとした小島氏の明るい感じにも好印象を持った。だが、途中くらいからだろうか、あまりはっきりとは顔には出さないが、なんとなくこちらに対してはあまり興…

小島氏と初めてお会いした日 その5

お会いする約束をしていたその日。お互い同じ都道府県内に住んでいるということもあり、またお互いの職場も同じ地域にあることが判明したため、待ち合わせは職場の最寄り駅となり、お互い負担がなくお会いできた形となった。 こうして初対面の男性とお会いし…

急ではあるが その4

順調にメッセージのやり取りが進んでいた分、田中からのお誘いメッセージを送った直後に返信がなくなるのは、正直がっくりくるところがある。その日から約一週間が経ったころだろうか。小島氏から連絡をいただき、「返信が遅くなり、申し訳ありません。バタ…

返信が途絶える その3

小島氏に一度お会いしてみたいと思った田中は、さらりと「よろしければお会いしませんか」と送ってみたのだが、それまで順調にやり取りが行われていたにも関わらず、パッタリと返信がなくなってしまった。 何か気に障るようなことを書いてしまっただろうか・…

充実した生活 その2

小島氏のように専門知識をお持ちで、個人事務所を持ち、自営業として働くスタイルにはとても憧れがある。お声がかかれば現場へ赴き、それ以外は事務所もしくは自宅で依頼を受けているホームページの作成やその他諸々の作業をこなしていく・・ それなりに苦労…

個人事務所を設立して働く小島氏(38歳)その1

先日、田中は仕事の関係で外部の方と何度かやり取りをすることがあり、見た目から同年代だろうと思える方がいた。お互い名刺を交換し合ったが、仕事以外でその方に連絡をすることは到底できない。「勘違い」していると思われたくもないし、変なうわさがたっ…

正直ではあるが、失礼でもあるような その3

「ご無沙汰しております。○○さんのこと、覚えています。その節はありがとうございました。○○さんの婚活状況はいかがですか。正直、時間が経ってからメールをいただき、どのように返信をするべきか悩みました。」とだけ返すと、すぐに返信があった。 「田中さ…

真意がわからず、戸惑う その2

田中が婚活を始めた頃に出会った方から数ヶ月の時を経て再度連絡をいただいた。まだ婚活のことも、出会った方とどのように進めていくのかもよくわかっていなかった頃に、その方から田中は断られ、オーネットの専用掲示板でブロックされたことに、当時の田中…

過去に婚活で出会った男性から連絡が その1

オーネットで婚活を始めてあと数ヶ月で一年となる。 始めたころは新規登録の恩恵もあり、ありがたいことにご連絡をいただくことが多かったものの、時間が経つにつれてそれもどんどんと減ってきている。今後は自ら積極的にお誘いや連絡をとっていかなければい…

がっかりというよりも、むしろ納得した結末 その13

なんだ・・ そういうことか。 その長文メールの後半が分けて送られてくる前に、「ああ、そういうことか」と結末まで推測することができた。 その元彼女さんは山浦氏と同じく、海外の大学院を出て、ずっと途上国を転々としながら国際協力をされてきた方だ。現…

二回目の約束の数日前に長文のメールが届く その12

山浦氏と初めてお会いしてから、山浦氏のアメリカ出張をはさみ、約一ヶ月ぶりにお会いすることになった。約束の二日前、山浦氏からメールが届いた。ちょうど、田中の頭の中は山浦氏と二回目に会う約束のことでいっぱいだった。 「田中さん、やはり田中さんに…

嬉しい連絡 その11

約二週間が経った頃、山浦氏はそろそろ出張から帰国されただろうか、そんなことを思いながら、「戻ったら連絡します」という言葉に期待をしたり、そんなに期待をしてしまってはいけないと、自分が傷つかないように自己防衛してしまっているところもあったり…

おとなしく待つ姿勢を貫くことに その10

来週から二週間アメリカへ出張か・・ 戻ったらまたこちらから連絡させてください、と言われた以上、連絡をいただけるまで田中から連絡をするのはやめておこうと思う。こう言われてしまうと、身動きが取れずもどかしい思いをしてしまう。もっと積極的に、とは…

次の約束をしたかったのだが その9

「またお会いできたらと思っています」と別れ際に言われたことを思い出し、その言葉に期待をしてしまっている。期待をして期待どおりになればいいが、そうでなかったときのダメージが大きいことは既に経験済みであるのに、今回もまた期待してしまっている。…

モテる部類に属するであろう山浦氏 その8

その二回の休会は交際のためだったのか、別の用事でだったのかはわからないが、もうそこはあえて聞くことはしなかった。山浦氏はきっとモテるだろう。今の時点で誰ともお付き合いをされておらず、こうして田中の目の前にいらっしゃることのほうが不思議に思…

休会を二回? その7

初めてお会いした日はイタリアンのお店で、ピザとパスタを分け合いながらいただき、サラダやスープ、飲み物は決められたコースについていた。山浦氏は器用に話しをしながら小皿に取り分けてくれたり、遠い位置に置かれていた飲み物をさりげなく田中の手の届…

見込みがないと判断すると、途端に身を引いてしまう自分が嫌になる その6

「なんだか自分の過去の恋愛話を延々としてしまってすみません・・」と山浦氏はおっしゃった。「いえ・・」と言うしかなかった田中は、その後どのような話に持って行くべきか、しばし考え込んでしまいそうだったのだが、朗らかな山浦氏はさらりと話題を変え…

もっとポジティブに捉えたいのにできないもどかしさ その5

こうして思い出しながら元彼女さんのことを話す山浦氏を見ていると、まだその方のことを忘れられないのではないか、とか、まだ好きなのだろうな、と感じてしまい、その日は田中の気持ちが激しく揺さぶられてしまった。 どうやら35歳を機に山浦氏はその方と…

激しい嫉妬心 その4

結婚を考えるまでは海外でおもいっきり国際協力の仕事を、その後は国内で腰を据えて語学の生かせる商社で営業の仕事を、とそのように考えられていたことを知った。しかし、その仕事を辞めた背景には元彼女さんの存在があったことも、聞いてもいないのに話し…

聞きたくなかった元彼女さんの存在 その3

そんな情熱を持って国際協力の現場で仕事をされてきた山浦氏が35歳でその職を辞められたことについて、何があったのか、何が大きな理由となったのか聞いてみたかった。現在は、とある商社で営業を始めて一年が経ったようなのだが、海外で国際協力をするの…

たくましさを感じる山浦氏の国際協力 その2

山浦氏と何往復かメッセージを交わすことで、山浦氏は35歳まで、国内のとある国際協力団体に所属し、発展途上国を数年ごとに転々としながら現地の駐在所でスタッフとして仕事をされていたようである。主に現地で支援物資の受け取りや仕分け、現地での配給…

国際協力分野に身を置いていた山浦氏(36歳)その1

最近、三ヶ月だけの短期雇用で田中の職場に来られている女性の方がいる。田中と直接関係のあるポジションではないのだが、田中の座席から近いところに座っていらっしゃる。その方はどうやら24歳で小さなお子さんがおり、この三ヶ月間だけ実家でお子さんの…

クリスマスが近づいてきたからだろうか その8

藤井氏とはそれっきり終わったと思っていたら、久しぶりに携帯にメールが届いた。一度お会いする前に、オーネットの掲示板から離れてやり取りをするためにプライベートのアドレスを交換し合っていた。一度お会いしてから時間は経っていたし、一度連絡を取り…

田中に興味がないのかと思いきや その7

藤井氏と向かい合って座って話しているのに、藤井氏は急にスマホの操作に夢中になっている。田中は、目の前の人を差し置いてでも連絡をしなければいけない緊急の際は一言断ってからにするが、藤井氏は普段からそのような感じなのだろう。申し訳ないような様…

スマホにのめり込まれると・・ その6

ついつい自分の価値観やルールが基準となって、お相手の方の言動を判断してしまうところがある。もっと寛容に、「あれ?」と思うようなことがあっても柔軟に対応したいとは思うのだが、そこが田中にとっては難しいときがある。初めに抱いた違和感は、結婚後…

そんなにスマホが手放せないなら その5

食事も終盤を迎え、食後のコーヒーが届くまで、藤井氏はスマホに電源を入れ、急に画面を操作し始めた。 ニュースが気になったのか、何かお知らせが届いていたのか・・ 一瞬で吸い込まれるようにしてスマホに夢中になり始めた藤井氏。田中が古い人間なのだろ…

スマホの画面を鏡のようにして前髪チェックをされる藤井氏 その4

数年前、平日の夕方頃だっただろうか。その日、田中は仕事を早退をして、普段は乗らない時間帯に電車に乗っていた。すると私立高校の男子生徒複数が座っており、一人は小さな手鏡を持って自身の眉をチェックしていた。もう一人は、細長いクリップで前髪を横…

人との距離間 その3

距離を縮めるためだろうか。親しみを込めた表現なのだろうか。初対面での食事も中盤に差し掛かったころ、田中のことを「田中ちゃん、田中ちゃん」と呼び始めた藤井氏。この呼ばれ方、嫌ではないのだが、初対面の方にそう呼ばれると、一気に距離を縮められた…

「田中ちゃん」「田中ちゃん」と呼ばれ その2

初めて藤井氏と待ち合わせをしていたその日。待ち合わせ場所では、拝見していた写真より少し落ち着いた感じの藤井氏がいた。仕事モードのときと、プロフィール用の、きっと休日に撮影されたであろう写真とは少し雰囲気が違っていた。とはいえ、髪型は少しお…

婚活史上一のイケメンさん その1

最近、身近な命の死に直面した。ショックと悲しみの中で、それでも仕事を休み続けるわけにはいかず、取り敢えず職場へ行って帰っては来ているのだが、心にポッカリと穴が開いたままの状態が続いている。何をしていても、思い出しては涙が込み上げてくる。ブ…

後味の悪い最後のメッセージ その3

年齢が近いということで、是非お会いしたいと考えてやり取りをさせていただいている谷本氏。しかし、思うようにやり取りは進まず、自分に対して興味を持たれていないことは薄々感じていた。そして久しぶりに受け取った谷本氏からのメッセージにはこのような…

途切れ途切れのやり取り その2

谷本氏とプロフィールの交換をした。谷本氏は少しぽっちゃりとされていて、笑顔のない写真だったため、少し怖いような、また暗いイメージを持ってしまった。しかし、田中が絞って探している地域では、同年齢の方が少ないように見受けられるため、久々に出会…

エンジニアの谷本氏(33歳)その1

オーネットで活動をしているとエンジニアとして働く方が多いように見受けられる。また、田中が対象としている地域の中には、「助教」の方々も多く、女性と接する機会が少ないのかなと想像をしてみたりする。最近思うことなのだが、この年齢になってくると、…

決してひるまず、果敢に攻める今泉氏 その2

まだお会いしていないが、オーネットの掲示板を通してメッセージをくださる今泉氏。年齢差もあり、また、詳しい職業がわからないのだが、年収230万円の自営業と記載があり、ご本人は映像関係のクリエーターだとおっしゃっている。2年前に脱サラをして、今の…

自称クリエーターの今泉氏(39歳)その1

「息子のお嫁さんに、息子の給料が少ないって八つ当たりされたのよ」 先日、電車に乗っていたらこんなフレーズが耳に入ってきた。 思わず会話の方に目をやると、70代くらいの女性が二人で乗っていた。その方のお嫁さんとなると40代くらいだろうか。そん…

失礼な! その3

まだお会いしておらず、掲示板を通してメッセージの交換をしている岩田氏。チェックシートのような質問項目が送られてきたため、生真面目に答えて返し、同じ質問に対して岩田氏にも可能な範囲内で答えて頂ければ、と返信をした。会ってから聞いてもいいよう…

厳しくチェックをされているかのような その2

掲示板で何度かやり取りをさせていただいている岩田氏。「宜しければ、今から送るものに答えていただけますか」と前置きがあり、そのあと、字数制限もあるため数回に分けて送られてきたのが、質問項目7個だった。その中に「料理をすることは苦痛ではないか…

郵便局にお勤めの岩田氏(39歳)その1

読者登録をさせていただいている方々のブログの中で、お弁当はじめ、料理の写真を掲載されているブログを拝見するたびに、田中ももっと料理を頑張らなくてはという思いに駆られる。みなさん、とてもお上手で、特に田中と同世代の方々がこうして日々、お料理…

「合う」「合わない」という感覚 その4

現在、金田氏の元に二人の研究生がアルバイトとして来ているようだ。どうやらお話を伺っていると、二人は大学院生の女性のようだ。この方の話をするときに金田氏は「女の子」と呼ぶのだが、なぜか田中はそれが気持ち悪いと思ってしまう。「女の子」と呼ぶ年…

食券機の前で、とっさに別のメニューに変えることに その3

金田氏おすすめのお店に着くと、そこは食券を先に買って入るお店だった。金田氏は先に食券を購入され、田中はどの天丼もボリュームがすごかったため、レディースセットなら小さめの天丼となる代わりにデザートがついてくる。これにしようと思ったとき、「田…

とてもラフな格好で現れた金田氏 その2

ある平日の19時、仕事帰りに金田氏と初めてお会いする約束をしていた。今まで仕事帰りにお会いした方々は、ノーネクタイではあるが、カッターシャツやスーツ用のズボンを履いていて、きちんとされていた。金田氏は、ジーンズにぶ厚目のチェックの長袖シャ…

某大学の助教、金田氏(38歳)その1

最近、休みの日に外出をする度に、ご夫婦やお子さん連れのファミリーを見かけると、それぞれ結婚へ至るまで色んな過程があったかとは思うが、まるで難なくそこまで到達されたかのように見えて仕方がない。多くの人たちが結婚され、夫婦となっている姿を目の…

自己嫌悪 その17

三村氏からのメールの内容を繰り返し読んだ。三村氏の書いていることはよくわかる。自ら待つと言っても、婚活は結婚へ向けて時間との闘いという側面もある。待っても待っても返信がなければ、もう自分は相手にされていないだろうな、と誰しもが思うところだ…

一ヶ月ぶりに三村氏からのメール その16

どんどんと時間が経っていった。この間、いかにもつなぎ止めている感じになってしまうため、三村氏には田中から連絡をしていなかった。だが少しずつ、時間が経つにつれて三村氏の存在も大きくなってきていた。自分は休会して田中のことを待っているとおっし…