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婚活難民田中、只今迷走中!

週末引きこもりのアラサー女・田中。金曜夜は食料買い込み、月曜朝までごろ寝する。しかしこれでは本気でマズイと、自らムチ打って結婚相談所へ飛び込んだ。                                     

がっかりというよりも、むしろ納得した結末 その13

なんだ・・ そういうことか。 その長文メールの後半が分けて送られてくる前に、「ああ、そういうことか」と結末まで推測することができた。 その元彼女さんは山浦氏と同じく、海外の大学院を出て、ずっと途上国を転々としながら国際協力をされてきた方だ。現…

二回目の約束の数日前に長文のメールが届く その12

山浦氏と初めてお会いしてから、山浦氏のアメリカ出張をはさみ、約一ヶ月ぶりにお会いすることになった。約束の二日前、山浦氏からメールが届いた。ちょうど、田中の頭の中は山浦氏と二回目に会う約束のことでいっぱいだった。 「田中さん、やはり田中さんに…

嬉しい連絡 その11

約二週間が経った頃、山浦氏はそろそろ出張から帰国されただろうか、そんなことを思いながら、「戻ったら連絡します」という言葉に期待をしたり、そんなに期待をしてしまってはいけないと、自分が傷つかないように自己防衛してしまっているところもあったり…

おとなしく待つ姿勢を貫くことに その10

来週から二週間アメリカへ出張か・・ 戻ったらまたこちらから連絡させてください、と言われた以上、連絡をいただけるまで田中から連絡をするのはやめておこうと思う。こう言われてしまうと、身動きが取れずもどかしい思いをしてしまう。もっと積極的に、とは…

次の約束をしたかったのだが その9

「またお会いできたらと思っています」と別れ際に言われたことを思い出し、その言葉に期待をしてしまっている。期待をして期待どおりになればいいが、そうでなかったときのダメージが大きいことは既に経験済みであるのに、今回もまた期待してしまっている。…

モテる部類に属するであろう山浦氏 その8

その二回の休会は交際のためだったのか、別の用事でだったのかはわからないが、もうそこはあえて聞くことはしなかった。山浦氏はきっとモテるだろう。今の時点で誰ともお付き合いをされておらず、こうして田中の目の前にいらっしゃることのほうが不思議に思…

休会を二回? その7

初めてお会いした日はイタリアンのお店で、ピザとパスタを分け合いながらいただき、サラダやスープ、飲み物は決められたコースについていた。山浦氏は器用に話しをしながら小皿に取り分けてくれたり、遠い位置に置かれていた飲み物をさりげなく田中の手の届…

見込みがないと判断すると、途端に身を引いてしまう自分が嫌になる その6

「なんだか自分の過去の恋愛話を延々としてしまってすみません・・」と山浦氏はおっしゃった。「いえ・・」と言うしかなかった田中は、その後どのような話に持って行くべきか、しばし考え込んでしまいそうだったのだが、朗らかな山浦氏はさらりと話題を変え…

もっとポジティブに捉えたいのにできないもどかしさ その5

こうして思い出しながら元彼女さんのことを話す山浦氏を見ていると、まだその方のことを忘れられないのではないか、とか、まだ好きなのだろうな、と感じてしまい、その日は田中の気持ちが激しく揺さぶられてしまった。 どうやら35歳を機に山浦氏はその方と…

激しい嫉妬心 その4

結婚を考えるまでは海外でおもいっきり国際協力の仕事を、その後は国内で腰を据えて語学の生かせる商社で営業の仕事を、とそのように考えられていたことを知った。しかし、その仕事を辞めた背景には元彼女さんの存在があったことも、聞いてもいないのに話し…

聞きたくなかった元彼女さんの存在 その3

そんな情熱を持って国際協力の現場で仕事をされてきた山浦氏が35歳でその職を辞められたことについて、何があったのか、何が大きな理由となったのか聞いてみたかった。現在は、とある商社で営業を始めて一年が経ったようなのだが、海外で国際協力をするの…

たくましさを感じる山浦氏の国際協力 その2

山浦氏と何往復かメッセージを交わすことで、山浦氏は35歳まで、国内のとある国際協力団体に所属し、発展途上国を数年ごとに転々としながら現地の駐在所でスタッフとして仕事をされていたようである。主に現地で支援物資の受け取りや仕分け、現地での配給…

国際協力分野に身を置いていた山浦氏(36歳)その1

最近、三ヶ月だけの短期雇用で田中の職場に来られている女性の方がいる。田中と直接関係のあるポジションではないのだが、田中の座席から近いところに座っていらっしゃる。その方はどうやら24歳で小さなお子さんがおり、この三ヶ月間だけ実家でお子さんの…