婚活難民田中、只今迷走中!

週末引きこもりのアラサー女・田中。金曜夜は食料買い込み、月曜朝までごろ寝する。しかしこれでは本気でマズイと、自らムチ打って結婚相談所へ飛び込んだ。                                     

留学経験有りのメーカー勤務、古屋氏(35歳)その6

 勇気を振り絞り、古屋さんかどうか尋ねた田中。

予想通り、彼はご本人だった。プロフィール写真とそう違いはないように感じた。

が、なんというか、田中が今までに出会ったことのないようなタイプの方だった。

田中の住む地域まで新幹線に乗って来てくださったので、お話する場所は田中が決めておいた方がいいと考え、事前に調べておいた場所へと誘導する。そこはイタリアンのお店で、その時間は圧倒的に女性客が多く、入店するとじろじろと周囲に見られている気がした。向かい合って古屋氏と着席する。15時過ぎとはいえ、ランチセットも注文でき、二人ともパスタセットを頼んだ。

初顔会わせだし、お茶だけでもいいかな~と思っていたが、「せっかくなので食べてください」という古屋氏の気遣いもあり、そうすることにした。

イタリアンのお店とあって、ワインの種類が豊富である。古屋氏は白ワインをグラスで頼んだが、田中はオレンジジュースにした。

 

 それにしても古屋氏、あまり目を会わせてくれないというか、田中の顔を直視せず、そわそわとして未だに落ち着かない様子。

注文後の飲み物が運ばれてくるまでのこの微妙な数分間。出会って間もない男女の間柄、仕方がないのかもしれないが、田中まで落ち着かず、そわそわしてきた。

 

ようやく飲み物が届き、古屋氏はワインを飲み始めると段々と饒舌に・・・ 

 

 軽く雑談や休日の過ごし方、お仕事の話などをしようと考えていた田中。そんな他愛も無い会話をする前に古屋氏から自己紹介があった。

「私は長男で、今両親と祖父母と同じ敷地内で暮らしています。結婚したら、その敷地内に二人の住むところもあります。結婚して慣れるまでは、新幹線で実家に何度か帰ってもらっても大丈夫です」と、いきなりの発言である!! 

え~!!!! それはちょっと・・・ 

 まだお互いのことも知らないのに、既に結婚したらの話になっているし、敷地内に住むところがあるって、そこまでもう決まっているとは!!!

しかも慣れるまで実家に帰ってもいいって、そのお許しは一体・・・ 

田中の背筋が凍り、もはや身動きが取れないまでに固まってしまった。。 

 

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