金銭感覚 その６
カフェでコーヒーを飲みたかったのだが、一杯５００～６００円を払うのはもったいないと言われ、自販機で福田氏が「選んでください」とお金を入れてくれたので、アイスのカフェオレを選び、福田氏も同じ物を選び、川沿いへ向かった。
人気があまりなかったので、初対面の福田氏とこうして隣同士でベンチに座って飲むということにぎこちなさを感じ始め、落ち着かない。それにトイレにも行きたかったんだよな。。。カフェで一杯５００円と考えても、慣れない間柄であっても少しはリラックスできただろうにな～なんて考え始めてしまった。このカフェオレだって、高い、二人で２６０円だ、なんて思われているかもしれないと感じ始めた。きっと、おつきあいすることになっても、カフェは許されないのかな～とか、少し窮屈な気がしてきた。
買っておいてもらっておいて、こんな考えは失礼極まりないのだが・・・
今日、バスで片道４時間をかけて会いに来てくれているのだし、ここは我慢しなければとも思った。
新幹線だと数倍かかっただろうし、婚活中は何かとお金もかかる。福田氏なりにやりくりされているのだろう。
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