婚活難民田中、只今迷走中!

週末引きこもりのアラサー女・田中。金曜夜は食料買い込み、月曜朝までごろ寝する。しかしこれでは本気でマズイと、自らムチ打って結婚相談所へ飛び込んだ。                                     

会っている時に、次の約束の話が出るかどうかで相手の気持ちを判断してしまう その5

  予約してくださっていたすき焼きのお店では、運ばれてきた野菜やお肉を客が自ら焼いて食べるスタイルだった。ここは田中が焼くべきかと思い、トングを手にしたのだが、井田氏が「任せてください」と言って、牛脂をのせてタマネギやお肉を焼き始めてくれた。「結婚したら、こうやって男も料理をしないといけませんからね」と言いながら、慣れない手つきではあったが、井田氏なりに順序を考えて焼いてくださり、しいたけや豆腐、しらたき、ねぎが入り、グツグツと煮込んでいる間、井田氏は額にかいた汗をハンカチでふいていた。

 途中、田中も手伝ったり、お皿に取り分けたりと、気がつけば初めての共同作業をしていた。その間、自然と会話が生まれ、こういう料理もいいなと思った。

 そろそろお店を出る頃となった。もし田中に対して良い印象を持ってくれたなら、次につながる約束をしてくれるのではないか、と淡い期待を抱いていた。定期的に会うサークル仲間や仕事仲間ではない分、今までの婚活の中でも、何度か続けてお会いした方々は、それとなく「自分はまたあなたと会いたいと思っています」という意思表示を会っている間にしてくれていた。田中も、婚活という土俵上にいる以上、それなりに表現をしなければ、もう二度と会うことができなくなってしまう関係である。が、この日、井田氏からそのような次のお誘いはなく、あっさりと別れてしまった。元々、その日は仕事帰りということもあり、待ち合わせ自体、20時30分と遅かったこともあり、帰りの電車の時刻を気にしながらお店を出る形となった。

 次の約束の話にならなかったのは、なんとも思われなかったからかな。。

田中は井田氏に対して少なからず好感を持ったのだから、田中から「次は○○へ行きませんか?」と言えばよかったのだが、本当にまた会って、その先お付き合いをしたいのか、と自分に問いかけても即答できるほどの何かはその日には掴めなかった。みんな、何を基準に決めているのだろうか・・・

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