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婚活難民田中、只今迷走中!

週末引きこもりのアラサー女・田中。金曜夜は食料買い込み、月曜朝までごろ寝する。しかしこれでは本気でマズイと、自らムチ打って結婚相談所へ飛び込んだ。                                     

低姿勢、時にネガティブ? その2

 

 待ち合わせ場所で、お互いの存在に気がついた。青木氏は、あまり目を合わせず、深々と頭を下げながら田中に挨拶をしてくれた。

 初めてお会いした青木氏は写真のイメージどおり弱々しく見えたが、とても優しい雰囲気を醸し出していた。まだどういう方かわからないが、田中は青木氏が持つ雰囲気は好きなほうだ。優しくて繊細そうな方に惹かれる。

 今回は田中からお誘いしたということもあり、田中が事前に選んでおいたお店へ向かうこととなった。初対面なので仕方がないが、お店へ入ってからも、食事が運ばれてきてからも、青木氏からは会話がない。田中が、このお店を選んだ理由や、ここのお店のお刺身はすごくおいしいんですよ、とあれこれ話を振ってみるのだが、それも虚しく会話が続かない。少し緊張をされているようである。伏し目がちでいる青木氏。少しくらい、田中の目を見て話してくれたらいいのに・・

 

 田中の質問に答えるように、青木氏は、職場で人事を担当されて8年目だと話してくれた。少し経理のこともしなければならず、現在、簿記や労務関係の勉強も本を買って勉強をしているとおっしゃった。毎朝、自主的に一時間早く出社されていることも聞いていたし、その姿勢に素直にすごいですね、と伝えた。すると青木氏は、「いえ、私なんて全然。高校も大学も就職先もどこも希望していたところへは決まらず、不本意ながらしていることばかりなので・・私よりすごい人はたくさんいますし、もしあのとき、希望の大学に入ることができていたらきっと今とは違う人生を歩めていたでしょう。まあ、今更こんなことを言っても仕方がないのですが・・ 私はいつも、あのときああしていたら、とかああだったら、と考えて一人で落ち込んでしまっているんです」と話してくれた。謙遜ではなく、本気でそう悩んでいるかのように見受けられた。

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