読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

婚活難民田中、只今迷走中!

週末引きこもりのアラサー女・田中。金曜夜は食料買い込み、月曜朝までごろ寝する。しかしこれでは本気でマズイと、自らムチ打って結婚相談所へ飛び込んだ。                                     

「合う」「合わない」という感覚 その4

某大学の助教、金田氏(38歳)

 

 現在、金田氏の元に二人の研究生がアルバイトとして来ているようだ。どうやらお話を伺っていると、二人は大学院生の女性のようだ。この方の話をするときに金田氏は「女の子」と呼ぶのだが、なぜか田中はそれが気持ち悪いと思ってしまう。「女の子」と呼ぶ年齢ではないこと、また部下や後輩でもないのだが、そういう呼び方をする、イコールそのように見ているのかと思ってしまい、「う~ん」という気になってしまう。この院生の女性たちも研究をずっとされてきたので、アルバイトなどはしたことがないらしく、そのことについて、金田氏はしきりに「あの女の子たちは世間を知らないから」と言う。ずっと大学の機関にいて民間企業で働いたことがない金田氏にそこまで言われたくないだろう・・と少しばかりその女性たちに対して同情してしまったのだが、そのような物言いが鼻につき、あまり会話をしていて楽しいものではなかった。

 金田氏が誘導してくれたお店は、さっと食べてさっと出るスタイルの場所だったため、近くの席は何回転もして次から次へと変わっていっていた。あまり長居できない雰囲気を田中は肌で感じており、もうこの辺でお開きにするか、場所を改めてカフェかどこかへ移動するか提案をするべきか、金田氏の話を聞きながら考えていた。一時間くらい一緒にいただろうか、たったその短い間ではあったが、田中はあまり金田氏とは合わない気がしていた。現在身を置く環境があまりにも違い、なんとなく感じる上から目線の話し方が好きになれそうにない。格好つけているだけだろうか、そのアルバイトの女性たちのことを下に見る感じで「だからあの子たちは・・」という言い方がやっぱり苦手だ。

その日はその場で終わり、別れた。

「合う」「合わない」という感覚は、言葉で説明する以前に直感のようなものが働いているのだろうか。今回は、なぜかこのような感覚のほうが際立ち、じっくりと向かい合っていくという気持ちになれなかった。

応援してください

にほんブログ村 恋愛ブログ 婚活・結婚活動(本人)へ
にほんブログ村