品がある風間氏 その6
仕事帰りにカフェで軽食を食べながら、いろんな話をした。
ボランティアの活動は大学生のころから続けているということもあり、もう生活の一部となっているようで、週末もその活動で外出していることが多いとのこと。少しでも環境のいいところで愛されて飼ってもらえる犬猫が増えるために尽力されているようだ。また、募金活動や普及活動と、活動内容は多岐に渡ると話してくれた。先週の週末の夜、一時的に預かっている虐待を受けていた小型犬の具合が悪くなり、いつもお世話になっている獣医さんのところへ駆けつけたそうだ。無理を言って夜遅くに診察をしてもらったとか。使命感が強く、自身の労力や時間を使うことをいとわない、そんな感じがした。また、動物に対する愛情、活動への情熱も伝わってきた。風間氏の話し方も、偉ぶるでもなく、淡々とこういうことがあったんですよ、とどこまでも自然体であった。
田中は動物を虐待したり、世話の放棄や人間の勝手で捨てにいく人間のことは軽蔑する。段々と、風間氏のことが神々しく見えてきた。また、風間氏は話し方も食べ方も振る舞いもとても品があり、その点も強く印象に残った。
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