海外駐在、年収2000万円の長谷川氏(38歳) その6
今すぐシンガポールへ会いに行くことは考えられなかったし、3ヶ月もすれば帰国される予定とのことだったので、そのときにお会いできれば嬉しいと返信した田中に対して、今までとは違う語気の荒いメールが届いた。
「せっかく田中さんとの時間をシンガポールで取ろうとしていたのに、今会わないと3ヶ月後には結婚を考える他の人がもういるかもしれません。田中さんにとってもチャンスだったのに、僕のために会いに行こうと思ってもらえなかったことですよね。それではもう結構です。」
・・・ なんというか、一方的というか。。
少々、「俺様」の気質を感じるのは田中だけだろうか。
しかも上から目線な気もしないでもない・・・
帰国されるまで、メールのやり取りで交流を深めることも可能だっただろうに。
一気に冷めてしまい、今回はこれで終了。
それにしてもこれだけモテそうな方だ、婚活女性を週末呼び寄せては楽しんでいる節もないことはないかも、なんて悪い見方をしてしまう田中。
彼に会いにシンガポールまで行ったと言われる女性10人たちはどうなったのか、それが長谷川氏にまつわる最大の関心事となって幕を閉じることとなった。
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