おいしい副業の実態 その6
まだお会いしていない段階で、三回も延期依頼をされたが、その理由が判明したことで、本命ではないのだろうとネガティブに考えていた思考を止めることができ、また正直にその理由を話してくれたことで、今中氏に対して好感を持つことができた。
それにしても、夜に家庭教師をされているとは・・・
本業だけでも忙しいと思えるのだが、何か特別な理由があるのだろうか。
副業をしているということを田中に話してからは、今中氏も話がしやすくなったのだろう。毎日のメールのやり取りの中でも、生徒さんの話や受験について話をしてくれるようになった。
どうやら、知人の紹介でなんとなく始めてみたところ、その家庭教師派遣元は、医学部を目指す学生さんを対象としているため、時給が4,500円とのこと。毎回2時間で1コマなので9,000円となかなかおいしい仕事だと教えてくれた。親御さんたちは、家庭教師を扱うセンターに倍の値段を支払っているそうだが、どこも高所得の家庭ばかりだそうだ。
現在担当している生徒さんは3名いて、いづれも月に4回×2時間指導。なかなかやるな、という感想を持ったが、さすがにこれでは忙しいだろう。オーネットに登録したものの、うまく調整できていないことが多いとメールに書いてあった。特に春は新規の生徒さんを受け持ち、親御さんとの面談があったりと忙しいようである。ということで、会う約束を決めることができず、メールのやりとりはなんとなく毎日続いているのだが、結局今のところ、まだ日時を決めることもできず、そのままでいる。
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