恋愛マニュアルをそのまま実践? その4
学生の頃からずっと男性ばかりの環境の中にいたという井田氏。婚活を始めたことにより、女性への対応の仕方や振る舞いを、自ら勉強をしているとおっしゃった。婚活ブログも参考にされていると聞いてびっくりした。
成婚へ向けて、自ら研究することはある意味、必要だと思う。
田中自身も含め婚活では、ほんのささいなことでバッサリと斬り捨てられることが多いと感じる。そのほんのささいなことに気を遣えば、その先に明るい未来が待っていることもあると思う。
田中は昔、デートをした男性がお手洗いに行く度に、ズボンの両ポケットあたりで手を拭いたと見てとれるほどの濡れて広がった痕をつけて戻ってくる方がいた。ハンカチくらい持ったらいいのに・・ いずれ乾くのだが、その濡れた両ポケットがかっこ悪くて、一緒に歩くことを恥ずかしく思ったことがある。
その点、井田氏は地道な研究のおかげか、一緒にいて不愉快な思いや、恥ずかしくなるような行為もないのだが、なんというか、一つ一つの動作がぎこちなく、機械的である。お店へ入る→井田氏が奥の席に座る→座ってから、女性を奥に座らせるべきだったと思い出したかのように立ち上がる→奥の席へ田中を誘導、座らせる→天気の話から始める→ちょっとしたところでも目についたら褒める(この場合、田中がネイルをしていたことについて)・・・ どうもマニュアルに従えば問題ない、と言わんばかりの動きと感じてしまう。また、慣れていない感じが動きから見て取れた。が、女性慣れをしている男性より、恋愛のあれこれを調べながら実践されている井田氏には、どちらかというと好感を持った。
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