初回のお誘いの内容がワイルドすぎる その2
橋本氏が楽しんでされているボルダリングに誘って頂けるのは本当に嬉しい。ボルダリングを否定するつもりは全くないのだが、テレビで見た限り、岩のような壁面を登っていく過程で、右手はこっち、左手はあっち、足も同様にちらばり、壁面にはりつく姿を初対面、もしくはそれに近い異性に見られるのは恥ずかしいと思ってしまった。真剣にこの競技に取り組む姿は美しいが、田中のように試したことがない者が婚活でチャレンジしないほうが無難だと思う。もっと仲良くなってからでも遅くはないだろうと思い、そのお誘いにはやんわりとお断りさせていただいた。その代わり、初対面でもあるので、まずはカフェかお食事だけでもいかがですか、とメールをしてみた。すると、「田中さん、折角なので外へ出かけませんか? 景色が良くて、ゆるやかなハイキングコースがあるのですが、そこへ散策に行きませんか? 僕はよく、ハイキングや登山へ行くのですが、お昼ご飯も簡単ですが、僕が用意していきますので、田中さんは動きやすい服装と歩きやすい靴で来てください」という返信をいただいた。
お昼ご飯まで用意してきてくれるなんて・・・ ありがたすぎるのだが、まだお会いしたことがない方とハイキングは・・ ボルダリングを断ったのも、初対面でそういうのはまだちょっと・・という思いがあった。汗で化粧が流れ落ちてしまうのも恐怖である。どちらもある程度仲良くなってからのほうがよくないだろうか。初回はお茶か食事にしたいという思いをうまく伝えることができなかったことがもどかしい。橋本氏はスポーツ好きとだけあって、とてもアクティブでアウトドア派のようである。そしてあまり細かいことをいちいち気にするようなタイプではなさそうだ。
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