やはりタフな警察官の沢田氏 その２
居酒屋で初めてお会いした沢田氏は、元気いっぱいでハキハキとした方だ。
警察官の方と出会うのは初めてである。そういえば、警察官として採用された直後には警察学校へ入って、法律はじめ様々な勉強や剣道、体力作りもするといったことをどこかで聞いたことを思い出した。結構それが辛くてその期間中に辞めていく人も少なからずいると聞いていたので、そのときの話を振ってみた。すると、沢田氏は「僕は集団生活とか全然苦にならないし、むしろみんなで走ったり剣道したり楽しかったですよー。でも数人は辞めていきました」と、なんともたくましい回答。しかも、沢田氏は、警察官になる前に剣道をしたことがなかったが、採用されてから始めた剣道で、同期の中で誰よりもうまくなったとか。元々警察官になる前から剣道をしていた人にも負けないくらい強くなり、昇段の早さで記録を作った、という話をしてくれた。警察学校を出てからの夜勤についても話してくれた。６日に１回は、夜勤があり、その日はとても長く感じ、誰が使ったあとかわからない仮眠室にある布団を使うがそれがまた臭くて・・なんて笑いを交えながら話してくれたが、沢田氏のタフさを感じた。
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わりとイケメンな警察官、沢田氏（３０歳）その１
オーネットの掲示板を通して交流申請をいただいていた沢田氏、３０歳。今まで、同年代の方は圧倒的に少なく、同い年というだけで田中は反応してしまった。ある意味貴重な存在だ。早速やり取りを始め、プロフィールの交換をすることで、お互いの顔写真が公開となった。沢田氏は今風の、とてもモテそうなイケメンだった。日に焼けた健康的な肌が印象的だ。沢田氏は、現在所属している課では語学の習得が必要で、英語のみならず中国語も勉強を始めたとか。田中は長年英語を勉強しているため、そんな話題でひとしきり盛り上がり、一度お会いしませんか、という流れになった。
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なんと、他の婚活女性とのメールを転送してきた若山氏 その４
悪気もなく、田中のメールをお互い共通の婚活アドバイザーの方に転送をしていた若山氏。なんで？無断でそんなことする？？？？と疑問だらけな田中に対し、まったく悪気のなさそうな若山氏だった。結局、会う前からこんな調子だったので、特に会いたいという気にもならず、あまりメールのやり取りもしなくなっていた頃、こんなメールが田中に届いた。
「田中さん、お久しぶりです。その後婚活はどうですか？僕は最近、こんな女性と掲示板で出会い、もしかしたら今月中にでも会うことができそうな予感がしています。（以下、その女性が書いたと見られるメールそのまま全部が転送されている）」
・・・あっけにとられたのは田中だけではないはずだ、と思いたい。なぜ、こんな面識もない他の婚活女性のメールを田中に転送してくるのだろうか。
しかも、最近は若山氏とメールをすることもなかったし、書いたメールを誰に転送されるかわからないので軽く警戒をしていた。そして友達でもないのにこんな近況メール・・ 普段からこういう方なのだろうか。
その婚活女性からのメールには、若山氏のことを褒めるような内容があった。若山氏は嬉しくて、他の人に見てもらいたくなったのだろうか。
真相はよくわからないが、やはりこれ以上のやり取りは避けた方が無難だという思いと、会わなくてよかったと胸を撫で下ろした。
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