婚活難民田中、只今迷走中!

週末引きこもりのアラサー女・田中。金曜夜は食料買い込み、月曜朝までごろ寝する。しかしこれでは本気でマズイと、自らムチ打って結婚相談所へ飛び込んだ。                                     

2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

プロフィール写真は、一体何年前のもの? その2

奧田氏とはプロフィール交換も果たし、待ち合わせ場所で事前に交換していた写真の記憶を頼りに、奧田氏を探すのだが見当たらない。約束の時間を数分過ぎても、奧田氏らしき男性は見つからず、約束の場所が間違っていないか気になり始めた。会う約束の日の朝…

インテリア関係に就く奧田氏(42歳)その1

オーネットを通して交流を始めた奧田氏は、インテリア関係の仕事をしていると聞いて、田中は興味を持った。田中はインテリアにこだわる方ではないが、雑誌やブログで紹介されているおしゃれな部屋や雑貨、空間、間取りを見るのが楽しくて、そういった分野に…

ネチネチと、重箱の隅をつつくようなことばかり その3

初対面での食事中、田中に対して無意識ではあるだろうが、指を差してくるクセが気になり、嫌だなと思っていたところ、注文していた枝豆が運ばれてきた。 すると見るからに、豆が出てしまっていたり、時間が経ってしまったのかペチャッとしていた。食べてみる…

横田氏のクセが気になって気になって その2

近くの居酒屋風のお店に入った。注文する料理いくつかを二人で取りながら食べることになったのだが、初対面ということもあり、積極的に取り分けるのも、良い女をアピールしているようでなんだかな、と思うし、かといって何もしないと気が利かない女、とも思…

国税専門官の横田氏(40歳)その1

横田氏からメッセージをいただき、交流が始まった。 正直、40歳は年齢差を感じるかな・・と思いながらも、横田氏の職業に興味を持ったため、横田氏のことを知ってみたいと思うようになった。 プロフィール交換をしたことで、写真を拝見して、体型が気にな…

おいしい副業の実態 その6

まだお会いしていない段階で、三回も延期依頼をされたが、その理由が判明したことで、本命ではないのだろうとネガティブに考えていた思考を止めることができ、また正直にその理由を話してくれたことで、今中氏に対して好感を持つことができた。 それにしても…

そして更に三度目の延期依頼とその理由 その5

二度あることは三度あるとは言うけれど、なんと、今中氏より再度、三回目となる延期のお願いメールが届いた。さすがにまだ一度もお会いしておらず、三回目の変更となると、もういいかなという気もしてきた。 理由をおっしゃらないので、余計に婚活で他の女性…

一度、会う日を延期された後に その4

一度約束をしていた日には会えず、翌週の同じ水曜日に変更となった。 するとその前日、また23時頃に「田中さん、度々申し訳ありませんが、明日、お会いすることができなくなりました。一度変更していただいていたにも関わらず、すみません。勝手ですが、そ…

なんとなくピンときたこと その3

ちょうど約束をしていた水曜日の一週前の水曜日23時頃に、来週の約束に行けなくなった、というメールを受け取った。 これを見て、勝手な田中の想像なのだが、その日、お会いした女性がいて、お互い水曜日が都合がよく、次に会うのも一週間くらいあけた同じ…

今中氏と会う約束をするも その2

今中氏と二週間にわたりメールのやり取りをし、一度会いましょうということになった。 二人の職場の中間あたりで、再来週の水曜日の夜、約束をした。 メールを一定期間、毎日何かしらやり取りをしていると、会う前にお相手を身近に感じることができ、会いや…

私大職員年収800万円の今中氏(38歳) その1

田中の新規登録による余波だろうか、田中の登録を見てメッセージをくださる方々が、ありがたいことにまだいらっしゃる。 その中に、今中氏がいた。プロフィールを交換すると、またもや爽やかなイケメンさんだった。身長は180センチ、次男である。出身は東…

お誘いの真意を考え始めると・・・ その5

音楽イベントへのお誘いについて、「二人で行く」のではなく、行った先に佐々木氏がいることが判明し、田中と二人で行くために声をかけてくれたのではなかったことに、ああ、やっぱりそうなのね。。と落ち込んだ。それに、佐々木氏の会社が主催の販売イベン…

まさかイベントに誘われるなんて その4

イケメン佐々木氏から音楽イベントのお誘いメールが届くなんて考えてもみなかった。むしろ、1回お会いすることができたし、その後、特に進展もなく、佐々木氏はモテるだろうし、あきらめないといけないと思っていた矢先である。 添付してくれていたイベント…

イケメンと出会い、舞い上がった気持ちをどうするべきか その3

こんなイケメンな方と会うことができて、ぽ~っとしてしまった田中。 遠くに住む女友達にメールでこの話をした。すると彼女は、「そんなイケメンが相談所に登録しているなんて、何か他の目的じゃないか勘ぐってしまうね。営業販売目的だったり、宗教の勧誘だ…

イケメンだとドキドキが止まらない その2

オーネットを通して連絡を取り始めた佐々木氏。こんな爽やかでイケメンな方と出会えるなんて、オーネット、なかなかやるな!と有頂天の田中。それにしても、こんなイケメンさんに、オーネットを通して出会ったことがない。 身長も177センチのスラリとした…

爽やかイケメン営業職の佐々木氏(35歳)その1

田中が登録しているリストを見て交流申請をしてくれた方とやり取りを始めた。 佐々木氏は車関連の営業職とのことで年収は700万円。プロフィール写真を拝見すると、「この方は絶対モテる!!!」というのが一瞬でわかった。ものすごく爽やかな笑顔に、女心…

長野氏に対する印象ができあがってしまった その7

長野氏の人柄は、取り繕っているようなところもなく、良さそうだと感じた。が、確かに職場で辛い状況ではあるのだろうが、初対面の田中に同僚の方の愚痴を二回(食事中とその後の散歩)に分けて言ったことにより、長野氏のイメージが「愚痴が多い人」、「い…

バイキングでの食事を終えて その6

90分のバイキングだったこともあり、あと15分で時間です、とお店の方が伝えにきてくれた。 初対面でまだ慣れない間は、こうして終わりの時間を区切ってくれた方が、帰り際の切り上げ方について悩まなくて良いなと思った。 二人でその屋上を後にした。立…

初対面のときにそれはちょっと・・・ その5

体力が必要ではあるが、養護学校の生徒さんたちのことを心底大切に思っている長野氏が素敵だと感じた矢先、通常2人1組となって働くその相手の方の愚痴が始まった。 ここまで話すつもりもなかったとは思うが、勢いに任せてというか、どうしても思い出してし…

養護学校での仕事について その4

バイキング形式での食事だと、すれ違ってばかりになってきた。 取ってきた飲み物を長野氏に渡し、少し話しかけてみることにした。現在の勤務先の養護学校は、自ら希望を出して異動されたようである。 昨今の見聞きする学校問題は至るところで起きているよう…

バイキングだと落ち着かない その3

ほぼ食べ終えたときに、お店の方が気づいてくれて、長野氏に新たなお盆を渡してくれた。 田中はまだいくつかおかずが残っていたが、長野氏は、「また取ってきます」と言って席を立った。 一人ぽつんと残された田中。 でも、バイキングだから仕方がないか。。…

屋上でのバイキングにて その2

初めて会った長野氏は、プロフィール交換した写真通りで、少しぽっちゃりめの体格、人の良さがにじみ出ている風貌であった。 少し緊張をしているのか、その百貨店の屋上へと上がるエスカレーターの中でも二人の距離感が微妙すぎて、他の方々もいたため、特に…

養護学校勤務の教師 長野氏(35歳)その1

オーネットを通して田中にメッセージをくれていた長野氏と連絡を取り始めた。長野氏は田中と同じ県在住の養護学校で教師をしている。 田中は子供の頃、学校が大嫌いだったため、大学で教職課程を履修していたクラスメートを見ながら「すごいな」と感心しきり…

福田氏とのその後 その9

福田氏から、「今日はありがとうございました。仕事でも、研修でそちらに行くことがありそうです。またお会いできると嬉しいです」とメールをいただいた。 そこから毎日、今日は仕事でこういうことをしました、や、今何をしていますか?といったメールが届き…

お金の使い方について考えてみた その8

初めて福田氏にお会いした帰り道、頂いたお土産を電車の中で開けてみると、お城のキーホルダーだった。 田中に会いに来る前に、何かお土産を、と考えて買ってきてくれたことには感謝するべきだが、お見合いのお相手からこうしたものを頂いて、少し困惑してし…

帰り際にお土産を頂いた その7

川沿いのベンチで、隣り合って座っているのがなんとなく居心地が悪かった。カフェオレを飲みきって、しばらくした後に、「そろそろ駅へ向かいましょうか」と田中から提案した。夕方発のバスで戻ることを聞いていたので、間に合うようにゆっくりと歩き始めた。…

金銭感覚 その6

カフェでコーヒーを飲みたかったのだが、一杯500~600円を払うのはもったいないと言われ、自販機で福田氏が「選んでください」とお金を入れてくれたので、アイスのカフェオレを選び、福田氏も同じ物を選び、川沿いへ向かった。 人気があまりなかったの…

カフェへ行くことを拒絶され その5

昼食の後、しばらく散策をしていると、暖かくなってきたせいか無性に何か飲みたくなってきたのと、少し足が痛くなってきたこともあり、福田氏に「どこかカフェにでも入りませんか?」と提案してみた。すると、「僕、いつも思うのですが、コーヒーや紅茶一杯…

拝観料について その4

お店を出て、散策をすることにした。 だんだんと暖かくなってきて、散策するには打って付けの季節だ。 外国人の旅行客もたくさん見かける。 歩きながら、福田氏といろんな話をした。 お兄さんと妹さんがいらっしゃるということで、ご家族の話や大学生時代の…

福田氏の今までの努力 その3

片道4時間をかけてバスで田中に会いに来てくださった福田氏。一緒にお蕎麦をお昼ご飯にいただいた。「緊張していて、あまりおなかが空いていませんが・・」なんておっしゃる福田氏の言葉が少しかわいく思えた。 お互いの婚活歴というか、今同時進行している…