婚活難民田中、只今迷走中!

週末引きこもりのアラサー女・田中。金曜夜は食料買い込み、月曜朝までごろ寝する。しかしこれでは本気でマズイと、自らムチ打って結婚相談所へ飛び込んだ。                                     

2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

地方公務員の福田氏(37歳)その1

オーネットを通してメッセージを頂いた方とプロフィールの交換をした。福田氏は、田中の住む地域から数県離れたところに住んでいるようだが、「よろしければお会いしましょう」という流れとなった。福田氏は、地元の市役所で働いているようである。顔写真を…

今後、アイドルの追っかけは・・・ その11

こんなことを聞いたら失礼かなとも思ったが、今後もAKBの追っかけを趣味として続けていかれるのか、聞いてみるしかないと思い、メールで聞いてみた。 すると、「AKBはもうそろそろ辞めないと、とは思っていました。こんなことを続けていても・・と自覚もして…

初めてお会いした日に届いたメール その10

「先程は、お時間をいただきありがとうございました。普段、塾で働いていると夜にこうして出かけることが無いのですごく楽しみにしていました。また田中さんとお会いして、楽しい時間を過ごすことができました。食事の後、自分のことばかり話してしまったこ…

某有名進学塾講師の川野氏(33歳)その9

初回での食事もデザートを迎え、終盤へと入る。 もうその頃には、川野氏イコールAKB48とすっかり定着してしまっていた。仕事疲れを癒やしてくれる趣味や、好きなことをするのは大切ではあるが、アイドルたちとの交流や、握手会を心底楽しんでいる話を聞くと…

アイドルのお気に入りの写真を見せてくれて その8

AKBの追っかけを始めて、かれこれ7年とおっしゃった川野氏。 一番応援しているSさんのことを田中は知らないと言うと、おもむろにスマホを取り出し、お気に入りのショットをまとめた画面をいくつか見せてくれた。なぜかこれにはすごく引いてしまって、いつで…

なんと、その趣味は・・・ その7

長距離の、しかも睡眠も取らずに運転をして、某県へ日帰りで行ってきた話をされた川野氏。そこで何があったのか、なぜ行かれたのかを聞いてみると、ものすごく照れくさそうにもじもじしながらこう答えてくれた。 「あの、田中さん、引かないでくださいね。恥…

川野氏のある休日の過ごし方 その6

塾講師という職業柄、平日の一日と日曜日が基本的には休みだとおっしゃった川野氏。休日はどのように過ごしているのか聞いてみた。すると、川野氏は車が趣味とのことで、一人でドライブへ出かけ、ご当地料理を食べ、散策をして帰ってくることが多いとおっし…

ニコニコしている川野氏 その5

川野氏は熱血教師風ではなく、どちらかと言うとひょうひょうとした感じで、子供にも親御さんにも受けが良さそうだ。教室で教えているときと田中の前とでは少し違うかもしれないが、親身になって色々と相談に乗ったり、人のお世話を買って出てくれそうな、頼…

塾講師として そのやりがいについて語る川野氏 その4

ドリンクや前菜が次々と届き、頂くことにした。 川野氏は「おいしい、おいしい」と絶賛しながら、すごくおいしそうに頂く。そんな姿を見ていると、少しほっこりとした気持ちになった。 川野氏に塾講師としての仕事について聞いてみた。 そこは、誰もが通える…

レストランで注文する際 その3

注文をするためにお店の方にテーブルまで来てもらった。 そして、二人で決めた前菜、パスタ、ピザ、デザートと食後のドリンクがセットになっているコースを頼んだ。 すると川野氏がお店の方にスマホの画面を見せながら、「このクーポン、使えますか?」と聞…

某有名進学塾講師の川野氏(33歳)その2

川野氏が「熱血教師」タイプだったらちょっと苦手かもしれない、なんてお会いする前に思っていた田中。 お会いした際、川野氏が開口一番、「田中さんとお会いできて嬉しいです」と田中の目をじっと見ておっしゃってくれて、びっくりした田中。お世辞でもこう…

某有名進学塾講師の川野氏(33歳)その1

オーネットの掲示板で田中に申請をしてきてくださった方とプロフィールの交換をした。 やり取りをしている中で、川野氏はかの有名な、優秀なお子さんしか入塾できないところで正社員で講師をされている。 お会いする約束をするにあたり、川野氏より、「塾講…

京都大学卒業のSE、岡田氏(34歳)その13

2回目にお会いした帰り道。田中の気持ちはもうわからなくなっていた。 あの不機嫌な態度には腹が立ったし、岡田氏の「何でも言うことを聞いてくれる人」になりきれる自信もない。 少しだけ共感できる部分が見つかったのは大きいが、あの無表情で田中のことを…

お会計時に・・・ 京都大学卒業のSE、岡田氏(34歳)その12

岡田氏と2回目にお会いした夕食時。 岡田氏の趣味である登山の話の中で、汚れた服のまま電車に乗って座席を汚してしまうことには気が引けるため、登山口まではいつも車で行くとおっしゃった岡田氏。 そういう配慮や感覚はいいなと思った。 また1つ、小さな…

岡田氏の婚活を始めた理由 その11

「今更、恋愛感情を持てる人に出会えないからね」 と半ば恋愛はあきらめたかのような、少し冷めているかのような発言をした岡田氏。 実は、婚活を初めて間もない田中もそんな風に思うことがある。いや、でもあきらめてしまうにはまだ早い!と自分自身を奮い…

岡田氏が求める女性とは・・・ その10

会った瞬間から不機嫌な上に、右ひじをテーブルにつきながら料理を取り、食べ始めた岡田氏。田中は注意できる立場でもない。しかし、自分ならそういうことはしないよな・・とも思った。 お会いする前に聞いていた「何でも自分の言うことを聞いてくれる女性を…

すごく気になるその食べ方 その9

岡田氏と二回目にお会いした日。 岡田氏はビールを頼み、田中はウーロン茶にしたところ、「社会人なら相手が注文した飲み物と同じものを頼むべきだ」と言われ、一瞬固まってしまった。そしてすかさず、「まあ、いいんだけどね」と吐き捨てるように言われた。…

そんなこと言われるなんて! その8

無表情で不機嫌そうに現れた岡田氏。 前回お会いして、帰る頃には少し打ち解けた感じもしただけに、その後、何か気に障るようなことをしてしまったのだろうか、と自身の言動を振り返ってみたが、特に見当たらない。 今回も岡田氏からのお誘いで、田中が強引…

不機嫌な態度で現れた二回目のお見合い その7

今後、二人の関係がどう進展していくのか想像すらできない。 初めてお会いしたその翌日に連絡をいただいた。 「次はよろしければ夕食に行きませんか」 前回は40分くらいしか一緒にいなかったし、もう少し時間をかけて知っていくのも悪くないとも思った。 …

帰り際に・・・ その6

初対面の日は、40分くらいお話をしてから、近くの駅まで歩いて一緒に向かった。 お話といっても、仕事の面接を受けたかのようだった。 話が弾んだとか楽しいひとときだったということは無く、どちらかというと、淡々とお互い聞きたいこと聞いた、という感…

岡田氏の浪人時代の話 その5

田中のことをじっと見ながら、仕事の面接官のような口調で質問が始まった。 田中が大学生のときに専攻していたものについて、なぜそれを選んだのか、今の仕事についてもなぜ選択したのかなど、とにかく一つ一つ「なぜ」「それはどうしてですか」と理由をたず…

初めてお会いした岡田氏 その4

仕事の帰りに岡田氏とお会いした。 指定いただいたカフェは軽食のみならず、時間帯によってはランチやディナーもいただけるようなところだった。 先にお会計をしてから席へ移動するところだったため、自分の注文したカフェオレは自分で支払おうとしたところ…

強烈な回答 その3

どのような女性を結婚相手として探しているのかメールで聞いたところ、「何でも自分の言うことを聞いてくれる人」という答えが返ってきてびっくりした。 この言葉から、強烈な亭主関白臭がした田中。 悪いように解釈すれば、相手を家政婦かそれに近い形で考…

どのような女性を結婚相手として考えているのか その2

婚活市場において、岡田氏は引く手あまたなのではないかと想像する。 学歴、職業、年齢、次男、身長175センチと、どれをとっても申し分ない方だけに、岡田氏を取り巻く女性陣による熱い闘いが既に繰り広げられているのではないだろうか。 ここは田中も参…

京都大学卒業のSE、岡田氏(34歳)その1

オーネットでは、登録されているリストから気に入った方に毎月8名まで自分から申請できる仕組みになっている。 このおかげで、自分からアプローチする8名以外に、田中の登録を見て申請をしてきてくださる方々とも交流をすることができる。 その中で、田中…

眼科医 36歳 その2

眼科医の方に田中からメッセージを送り、交流申請をするつもりだった昨日。 オーネットに登録されている男性陣のリストを見ながら、「こんな職業の方もいるんだ」「おっ、家が近い」といった具合に反応をしていると、どんどんと時間が過ぎていった。そして毎月申…

眼科医 36歳 その1

オーネットに登録されている男性陣に、月に8名までこちらから申請をすることができる。 自らも動いてみようと、オーネットの専用ページを眺めていると・・・ 「眼科医 36歳」という方を発見。 しかも田中の住む隣の市にお住まいのようである。 婚活を始め…

留学経験有りのメーカー勤務、古屋氏(35歳)その11

古屋氏とは、田中なりに頑張ってはみたが最後まで居心地が悪く、それ以上時間を共有するのが難しかった。たとえ、おつきあいをするには至らなくても、その時間はそれなりに話をして過ごせるだろうし、お仕事の話なども聞いてみたいと思っていたので残念でな…

留学経験有りのメーカー勤務、古屋氏(35歳)その10

食事中、「ここは払ってあげますから」と言われたが、その物言いに慣れず、ゾッとした田中。 もう早く切り上げることしか考えられなくなった。 食事の後お店を出たら、今日はこの辺で失礼致します、と言おうと決心していた。 すると古屋氏から、「よろしけれ…

留学経験有りのメーカー勤務、古屋氏(35歳)その9

出会いから約20分で敷地内同居婚は無理だと判断を下した田中。 古屋氏は注文したワイングラスを飲む度に饒舌になっていく。 正直、会話についていくのも既にしんどいと感じていた。 なんだろう、この感じは・・。 一方的に話し続け、田中に話す隙を与えな…