婚活難民田中、只今迷走中!

週末引きこもりのアラサー女・田中。金曜夜は食料買い込み、月曜朝までごろ寝する。しかしこれでは本気でマズイと、自らムチ打って結婚相談所へ飛び込んだ。                                     

2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

婚活史上一のイケメンさん その1

最近、身近な命の死に直面した。ショックと悲しみの中で、それでも仕事を休み続けるわけにはいかず、取り敢えず職場へ行って帰っては来ているのだが、心にポッカリと穴が開いたままの状態が続いている。何をしていても、思い出しては涙が込み上げてくる。ブ…

後味の悪い最後のメッセージ その3

年齢が近いということで、是非お会いしたいと考えてやり取りをさせていただいている谷本氏。しかし、思うようにやり取りは進まず、自分に対して興味を持たれていないことは薄々感じていた。そして久しぶりに受け取った谷本氏からのメッセージにはこのような…

途切れ途切れのやり取り その2

谷本氏とプロフィールの交換をした。谷本氏は少しぽっちゃりとされていて、笑顔のない写真だったため、少し怖いような、また暗いイメージを持ってしまった。しかし、田中が絞って探している地域では、同年齢の方が少ないように見受けられるため、久々に出会…

エンジニアの谷本氏(33歳)その1

オーネットで活動をしているとエンジニアとして働く方が多いように見受けられる。また、田中が対象としている地域の中には、「助教」の方々も多く、女性と接する機会が少ないのかなと想像をしてみたりする。最近思うことなのだが、この年齢になってくると、…

決してひるまず、果敢に攻める今泉氏 その2

まだお会いしていないが、オーネットの掲示板を通してメッセージをくださる今泉氏。年齢差もあり、また、詳しい職業がわからないのだが、年収230万円の自営業と記載があり、ご本人は映像関係のクリエーターだとおっしゃっている。2年前に脱サラをして、今の…

自称クリエーターの今泉氏(39歳)その1

「息子のお嫁さんに、息子の給料が少ないって八つ当たりされたのよ」 先日、電車に乗っていたらこんなフレーズが耳に入ってきた。 思わず会話の方に目をやると、70代くらいの女性が二人で乗っていた。その方のお嫁さんとなると40代くらいだろうか。そん…

失礼な! その3

まだお会いしておらず、掲示板を通してメッセージの交換をしている岩田氏。チェックシートのような質問項目が送られてきたため、生真面目に答えて返し、同じ質問に対して岩田氏にも可能な範囲内で答えて頂ければ、と返信をした。会ってから聞いてもいいよう…

厳しくチェックをされているかのような その2

掲示板で何度かやり取りをさせていただいている岩田氏。「宜しければ、今から送るものに答えていただけますか」と前置きがあり、そのあと、字数制限もあるため数回に分けて送られてきたのが、質問項目7個だった。その中に「料理をすることは苦痛ではないか…

郵便局にお勤めの岩田氏(39歳)その1

読者登録をさせていただいている方々のブログの中で、お弁当はじめ、料理の写真を掲載されているブログを拝見するたびに、田中ももっと料理を頑張らなくてはという思いに駆られる。みなさん、とてもお上手で、特に田中と同世代の方々がこうして日々、お料理…

「合う」「合わない」という感覚 その4

現在、金田氏の元に二人の研究生がアルバイトとして来ているようだ。どうやらお話を伺っていると、二人は大学院生の女性のようだ。この方の話をするときに金田氏は「女の子」と呼ぶのだが、なぜか田中はそれが気持ち悪いと思ってしまう。「女の子」と呼ぶ年…

食券機の前で、とっさに別のメニューに変えることに その3

金田氏おすすめのお店に着くと、そこは食券を先に買って入るお店だった。金田氏は先に食券を購入され、田中はどの天丼もボリュームがすごかったため、レディースセットなら小さめの天丼となる代わりにデザートがついてくる。これにしようと思ったとき、「田…

とてもラフな格好で現れた金田氏 その2

ある平日の19時、仕事帰りに金田氏と初めてお会いする約束をしていた。今まで仕事帰りにお会いした方々は、ノーネクタイではあるが、カッターシャツやスーツ用のズボンを履いていて、きちんとされていた。金田氏は、ジーンズにぶ厚目のチェックの長袖シャ…

某大学の助教、金田氏(38歳)その1

最近、休みの日に外出をする度に、ご夫婦やお子さん連れのファミリーを見かけると、それぞれ結婚へ至るまで色んな過程があったかとは思うが、まるで難なくそこまで到達されたかのように見えて仕方がない。多くの人たちが結婚され、夫婦となっている姿を目の…

自己嫌悪 その17

三村氏からのメールの内容を繰り返し読んだ。三村氏の書いていることはよくわかる。自ら待つと言っても、婚活は結婚へ向けて時間との闘いという側面もある。待っても待っても返信がなければ、もう自分は相手にされていないだろうな、と誰しもが思うところだ…

一ヶ月ぶりに三村氏からのメール その16

どんどんと時間が経っていった。この間、いかにもつなぎ止めている感じになってしまうため、三村氏には田中から連絡をしていなかった。だが少しずつ、時間が経つにつれて三村氏の存在も大きくなってきていた。自分は休会して田中のことを待っているとおっし…

後悔したり悩んだり その15

田中はお付き合い寸前の男性はおらず、ただ気になっている男性がいるということは正直に三村氏に話した。といっても今後、その気になっている方と進展するかは未知数なのだが、このまま三村氏とお付き合いとなると、オーネットの専用掲示板がブロックされる…

三村氏のまさかの返答に、後悔し始めた その14

「そうですか、田中さんは気になる存在の男性がいるのですね。それでしたら、その方とお会いしたりしてからでも私は構いません。もしその方と進展が見込めないと思ったときに私のことを思い出してくださったらまた連絡をいただけませんか? 私は休会をして、…

気になっている方の存在を正直に話すことに その13

そういえば三村氏は以前、「田中さんは現在、どなたかと交際寸前という状況ではないですか?」と聞かれていた。三村氏もまた、交際直前で断られるということを避けるべくたずねたのだと思うのだが、きっとこのようなことを聞いてくるくらいなので、慎重に物…

結婚を前提とした告白をいただいたが その12

二回目に三村氏とお会いし、昼食を終え、映画の後に入ったカフェでまさかの結婚を前提としたお付き合いを申し込まれた。決まりはないが、なんとなく暗黙の了解となっているのが、三回目に告白というのが一番多いパターンだと思っていたため、三村氏からの告…

映画の後、カフェへ そこでまさかの・・ その11

三村氏と二回目にお会いし、昼食の後は映画館へ行った。既にネットでチケットを購入してくれており、そうでなければ土曜日の午後とだけあって、満席となって観ることができなかったかもしれない。約二時間の今話題の映画を観て、感想を話しながら映画館を後…

三村氏との二回目 映画館へ その10

三村氏と二回目にお会いする日が来た。この日は、土曜日のお昼前に待ち合わせをし、昼食をしてから映画館へ行くことになっていた。 お昼は、田中が気に入っているお店があり、そこへ一緒に向かった。カジュアルな雰囲気のお店で、タルトのケーキがメインのカ…

三村氏の過剰すぎる心配 その9

飲み会が終わったらメールをしてください、と三村氏に言われていた田中。その意図は・・ もし三村氏がその近くにいて後で会おう、ということなら、事前に予定をしておきたいという気持ちがある。それとも、ただ単に田中の行動を把握しておくためなのか、その…

その意図は・・? その8

「その飲み会って、職場の方たちだけですよね。もしよろしければ、その送迎会が終わった後、メールをしていただけませんか?」と三村氏からメールが届いた。何気なく、会社の送迎会があり、行ってきますという内容のメールを送っただけなのだが・・ 送迎会の…

毎日メールをすることで得る安心感 その7

三村氏との毎日のメールも始まった。会っていない間もこうして連絡を取り合えるのは、とても安心することができ、メールを通してお互いのことを知る機会にもなっているように感じる。三村氏は朝、通勤電車の中からだろうか。きまって7時50分頃にメールを…