とまどいを隠せない正直な風間氏 その8
初回お会いした帰り際に、また次回会って頂けるか聞いてみた。すると、風間氏はとても焦り始め、もごもごと言ってはっきりとした回答は得られなかった。二人の間に微妙な空気が流れ、改札に近いところまで来ていたため、もうその日はそのまま別れようと思った。だが、風間氏は申し訳ないと思ったのか、こんなことを話し始めた。
「田中さん、あの、田中さんのように動物が好きで、私が長年している活動についても興味を持ってくださって嬉しくて、次回の約束をしたいのですが・・ 実は、婚活で出会った方ではなく、一緒にその活動をしているメンバーの一人に告白をされていて、その方にまだきちんとした返事をすることができていません。田中さんに交流申請をしてからしばらく時間が経っており、その間にそんなこともあり・・ ただ、まだ自分の中でそのメンバーの方に対して迷いもあり、こうしてオーネットに登録して婚活もしているわけですので、いろんな方と会っていると、気持ちが追いついていない段階で複数の方々と次に会う約束をして、調整するのが難しいと感じているところでした」
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