婚活難民田中、只今迷走中!

週末引きこもりのアラサー女・田中。金曜夜は食料買い込み、月曜朝までごろ寝する。しかしこれでは本気でマズイと、自らムチ打って結婚相談所へ飛び込んだ。                                     

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

中野氏は、まさかの○○○系だった その2

田中が一緒に大学で勉強をしていた友人が、行きつけの美容室で、美容師の男性とお付き合いをしている。 普段、日常生活の中で接する機会がない美容師の方は、田中から見るととても華やかで流行の先端を行き、おしゃれな方が多いとイメージしてしまう。田中は…

正反対のタイプの方とも会ってみることにした その1

今まで何人もの方々とお会いしたが、納得のいく結果を得ることができておらず、少し疲れがでてきた。またそれと同時に、一体いつ、しっくりとくるような方とお付き合いできるようになるのだろう・・といった漠然とした不安を抱えながら、パッとしない毎日を…

結局は、強烈なお母様に操られているのではないか その17

小椋氏に対しては、好感を持ち続けている。が、度々押しの強いお母様の出現により、田中は小椋氏との今後を考えるにあたり、正直不安が増している。小椋氏のことは好きになれそうだ。だが、やっぱり母子の結びつきは強いのか!? 小椋氏から結婚を見据えたお…

遂に、結婚を前提に交際を申し込まれたが・・・ その16

小椋氏に対して好感を持っている田中。告白を受けて、嬉しい気持ちでいっぱいなのだが、お母様のことについては色々と疑問が残ったままである。 そうか・・・ お母様は、ゆくゆくは同居を希望されているのか。 今まで息子と二人で生きてきたのだから、息子が…

3回目にお会いした日の夕食時に その15

お母様からの電話の後、気まずい雰囲気もあったが、カフェで過ごした後、電車に30分ほど乗って街中へ向かった。散策をしながら、小椋氏が予約してくれているという今晩のお店に着いた。雰囲気が落ち着いていて、おしゃれな空間だ。創作料理がおいしそうな…

小椋氏のお母様による品定めだろうか? 呼び出される田中 その14

動物園で3回目にお会いした小椋氏とは、動物たちの癒やし効果もあり、楽しく過ごすことができた。 16時を過ぎ、ひととおり見て回ったこともあり、動物園を出てカフェにでも入りましょう、ということになった。 カフェでお互いの結婚観の話となった。 田中は…

二人で会っているときにまた電話が その13

動物園で小椋氏と三回目にお会いし、お昼ご飯の後、お母様から電話があった。きっと、田中と動物園に来ていると話したのだろう。 その30分後くらいにまた、小椋氏に電話がかかってきた。小椋氏は、田中の少し離れたところで電話にでた。なんとなく会話が聞…

小椋氏は、常にお母様と一緒なのか!? その12

お母様については、引っかかる部分が山ほどあるのだが、小椋氏の人柄の良さに加えて、ペットや海外関連といった共通項もあり、一緒に過ごす時間が楽しく、もっと小椋氏のことを知りたいと思う気持ちを優先することにした。3回目お会いする約束を果たし、日…

小椋氏の密な親子関係にびっくりするも その11

二回目にお会いした夜、小椋氏からこんなメールが届いた。 「先程は母親に急に会ってもらう形になってすみませんでした。また、自分はそのまま母親の車に乗って帰ってしまい、田中さんを駅まで見送ることができずにすみませんでした。無事に帰宅されましたか…

車で送りますと言われても・・ 困った その10

ああ、田中のことをチェックしているのだな、と実感できるくらい、お母様は舐めるように田中の上から下まで見てきた。そのお母様から、「近くまで車で送るので乗っていってください」と言われたが、ご挨拶だって急にすることになり、心の準備ができていなか…

小椋氏のお母様に、頭のてっぺんからつま先まで観察された その9

勝手なイメージとは真逆の、上品な雰囲気のあるお母様が車から降りてこられた。田中も会釈をして、近づいてから名乗り、ご挨拶をした。「急に呼び出すような形になってごめんなさいね。今日、出かけていましたので、帰りはここで息子を拾って車で一緒に帰ろ…

小椋氏のお母様と急遽、対面することに その8

小椋氏と2回目、お会いし、そろそろ21時となる直前で、小椋氏の携帯にお母様から電話が入り、近くまで来ているので、少しでも母親に会ってもらえないかと目の前で懇願され、断れず、一緒にお店を出て車を停めていらっしゃるところへ向かった。小椋氏はすごく…

二回目に会っている時に、小椋氏のお母様から電話が その7

予定どおり、小椋氏と二回目にお会いした。 この日も仕事帰りだったので、19時から21時までの2時間、食事をしながら過ごした。小椋氏が子供の頃に飼っていた柴犬の写真を持ってきてくれた。前回、そのような話をしていて、写真を見つけたら持ってきます…

いきなり実家訪問はハードルが高すぎる その6

まだ一度しかお会いしていない小椋氏から届いた、母親が田中さんに会ってみたいと言っている、実家に来てもらえないかというメールに対して、どう返信するべきかしばらく固まってしまっていた。 もしかして、小椋氏のお母様のお眼鏡にかなわなければ、息子の…

実家に来て母に会ってもらいたいと言われたが・・ その5

さすがに先程のメールにはびっくりしてしまった。初めてお会いした際の小椋氏の印象としては「まとも」で、大人の雰囲気を漂わせ、こちらに気を遣わせないように気配りをしてくださる、まさに紳士であった。それなのに、まだ一度しか、しかもたった二時間し…

39歳の息子を毎朝毎晩、車で送迎するお母様について その4

実家の場所によっては不便で、送迎してもらうことが小さい頃からの習慣となっているのかもしれないが、毎日お母様の送迎で実家暮らしとは・・・、と正直、思うところがあった。 39歳の息子を仕事場に送るために毎朝毎晩、車を出すことについて、お母様は何…

実家住まいで、自宅から最寄り駅まで車送迎を毎日?母親が? その3

21時にはお店を出ないといけないと言われていたことを思い出した。 ペットの話で初対面にも関わらず盛り上がり、あっという間の楽しい2時間だった。もうそろそろ21時ですね、と小椋氏に促し、お店を出る支度を始めた。大人の雰囲気を醸し出す小椋氏は、さ…

ペットの話題で盛り上がった初対面 その2

小椋氏と会う約束を果たしたが、21時にはお店を出ないといけないと言われ、19時に会うので2時間もあるし、特に問題はないと思った。その日は疑問に思わず、待ち合わせ場所へ向かった。 田中より9歳年上の小椋氏は、落ち着いていて大人の雰囲気を感じた。営…

医療機器メーカー勤務の営業職 小椋氏(39歳)その1

オーネットの登録者リストを眺めていると、自己紹介欄に「犬を飼っています」という方を見つけた。田中は小さい頃から動物が好きで、現在はうさぎを飼っている。できれば結婚相手の方には、動物が嫌いではない方がいいと思っていて、動物のかわいさやペット…

鳩に向かって石を投げるなんて!!! その2

真横で、近寄ってきた鳩たちに向かって石を投げた宮本氏にびっくりしてしまった。 しかも、悪ふざけで、といった感じではない。本当に近寄ってくる鳩がうっとうしくて、遠くへ促すために石を投げつけたという感じだった。 動物が好きな田中にとって、その行…

法律事務所勤務の宮本氏(38歳)その1

法律事務所勤務と聞いて、勝手ながらお堅いイメージを抱いていた田中。 実際にお会いしてみると、そんな風でもなく、明るく人当たりの良い印象を持った。 その日はお互い休みの日で、15時過ぎに待ち合わせをし、スタバでカフェをした。両隣の席が近く、初…

あれもこれも・・ 自称多趣味な男性

結局、この方とはお会いすることもなく、何度かメールを交わして終わったのだが、とにかく好奇心が強く、趣味が多いという印象を受けた。 登山にツーリング、釣り、夏は海に冬はスノボ、カメラも趣味で、カメラ本体と必要な付属品の数々の購入、パソコン関係…

初対面の時に、別れた彼女の話を始めた伊藤氏 怖い思いをした!? その2

口がすべったのか、初対面の、お酒も入っていない席で、伊藤氏は前の彼女と別れたときの話を始めた。 「僕の部屋で別れ話を切り出したらさ、発狂して台所から包丁を持ちだしてきたんだ。で、高く振り上げて、別れたくない、別れるくらいなら一緒に死んで!!…

身長185センチの細マッチョ 伊藤氏(37歳)その1

数週間にわたってメールのやり取りをしていた伊藤氏とお会いすることになった。プロフィールからは、身長185センチと日本男児にしては珍しく高身長。ジム通いが趣味とあり、全身写真からもうっすらと感じさせる細マッチョなモデル体型。お仕事は、不動産の営…

二年前から始めた自営業って、微妙すぎる その2

メールを交わす中で、自営業を始めたのは2年前からということを知った。それまでは、新卒で入った建築会社で働いていたけれど、昔からの「夢」を実現するべく、自営業を始めたようである。前の会社のつながりがあり、お世話になった方々から仕事をいただいて…

自営業年収1200万円の山本氏(30歳)その1

オーネットに登録している田中のリストを見て、連絡をくださった方とやり取りを始めた。 同い年の方は初めてだ。そして、自営業の方との出会いも初めてである。 早速プロフィール交換を果たした。なんとこの方もモテそうな、明るくて爽やかな印象を受けた。 …

急いでお店を出てから その6

バイクの後ろに乗ることをしつこく誘われ、スカートをはいていたし、乗りたくないしで丁重に断っていたが、あまりにもしつこかったので、少し強い口調で困ることを伝え、自分の食事にかかった分をお札数枚手渡し、「ここで失礼します!!!」と言ってお店を…

強引な誘い その5

食事を終えて席を立とうとしたら、奧田氏に腕を捕まれてびっくりしてしまった田中。まさか、そんなことをされるとは思っていなかったので、驚きのあまり言葉も出なかった。奧田氏は田中の腕をつかんで、「バイクで来ているんだけど、後ろに乗らない?」と少…

ガツガツとした感じの奧田氏 その4

奧田氏と会う前から、かなり押しの一手ではあったが、実際に会ってみると「婚活を始めてどのくらい?」「彼氏はいつからいないの?」「男友達とかいない?」といったプライベートな領域にガンガンと踏み込んでくる会話に、一時間も経たぬ間に疲れてしまった…

奧田氏の婚活期間を聞いてびっくり その3

プロフィールを交換した際に拝見していた顔写真と実物が違いすぎて、名乗られて初めて、ようやくご本人と認識できるレベルだ。 二人で軽食のレストランに入り、飲み物を注文した直後、「写真と違っていてびっくりしたかな?つい最近会った女性からそう言われ…