婚活難民田中、只今迷走中!

週末引きこもりのアラサー女・田中。金曜夜は食料買い込み、月曜朝までごろ寝する。しかしこれでは本気でマズイと、自らムチ打って結婚相談所へ飛び込んだ。                                     

初めてお会いした日に届いたメール その10

「先程は、お時間をいただきありがとうございました。普段、塾で働いていると夜にこうして出かけることが無いのですごく楽しみにしていました。また田中さんとお会いして、楽しい時間を過ごすことができました。食事の後、自分のことばかり話してしまったことをすごく後悔し始め、一人になって冷静になればなるほど、AKBのことばかり話してしまって、田中さんはどう思われたかすごく気になり始めました。こんな僕ですが、またお会いしてくださると嬉しいのですが、田中さんの今の率直な気持ちを教えていただけないでしょうか」

といった感じのメールを、初めてお会いした日の夜中、川野氏からいただいた。

 

 一人になると、先程までの会話を思い出して、「あんなことを言ってしまった」とか、あれこれ思い悩んでしまうところが田中にもよくある。そして考えれば考えるほど、気になってきて、かといってそのときの場面を巻き戻しできるわけでもなく、もどかしい気持ちになってくるのは本当によくわかる。

 そういうのは気にしないでください、と送りたいところだが、田中の今の率直な気持ちを教えてください、という箇所にはどう返信しようかと思うと即、返事をすることができなくなった。今の川野氏に対する気持ち・・・ まだ一回しかお会いしていないので、今の段階ではなんとも言えないというのが率直なところだ。仕事に対する姿勢は素敵だと思えたし、ドライブでお出かけなど一緒にできたら楽しいなと、途中まで思っていた分、AKBショックはキツかった。

 

 もし、AKBの追っかけは辞めると言われたらどうだろう。それなら、もう少し川野氏のことを知りたいし、おつきあいしてみたいとも思える。が・・・ 今この段階で、人の趣味について今後辞めて頂けるか、なんて聞けるはずもない。

 

 返信するまでに相当悩んだが、「今日はお時間いただきありがとうございました。お店の予約までしていただいて、私も楽しかったです。今日初めてお会いしたので、私の川野さんに対する率直な気持ちとしては、まだ言い表すことができるほど固まってはいません。AKBについては、正直、私は理解しきれないところがあります。失礼ですが、今後もその趣味は続けていかれるご予定ですか?」と単刀直入に聞いてみた。

 

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