留学経験有りのメーカー勤務、古屋氏(35歳)その11
古屋氏とは、田中なりに頑張ってはみたが最後まで居心地が悪く、それ以上時間を共有するのが難しかった。たとえ、おつきあいをするには至らなくても、その時間はそれなりに話をして過ごせるだろうし、お仕事の話なども聞いてみたいと思っていたので残念でならない。
なんかこう、勝手に期待していた田中も悪いのだけど、会うまでにもっとメールでやり取りをしておけばよかったな、というのが今回の反省点である。といっても、古屋氏はメールをされていないようだったのだが・・・
それにしても、お会いして違和感を覚えたときの帰り道、この複雑な心境とやり場のない思いはどうしたらいいのか。先が全く見えない暗いトンネルの中に入り込んでしまったような、どんよりとした気持ちを味わった。 そして気がつけば、ぐったりと疲れてしまっていた。
帰宅してから、オーネットの掲示版を通して今日のお礼を伝え、お断りの文面をいれて送信した。
そして、今後もうやり取りができなくなるボタンを押し、終了となった。
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