塾講師として そのやりがいについて語る川野氏 その4
ドリンクや前菜が次々と届き、頂くことにした。
川野氏は「おいしい、おいしい」と絶賛しながら、すごくおいしそうに頂く。そんな姿を見ていると、少しほっこりとした気持ちになった。
川野氏に塾講師としての仕事について聞いてみた。
そこは、誰もが通える塾ではなく、東大、京大、阪大、早稲田、慶応合格の実績がある、塾の中でもトップクラスのところだ。また医学部合格にも強い。川野氏自身も早稲田大学を卒業されている。
川野氏は、大学生のときにそこで塾講師をしていたことがあり、卒業と同時に正社員になったとのこと。生徒たちと一緒に目標に向かい、着実に力をつけさせ、合格へと導くこのプロセスにものすごくやりがいを感じ、生徒たちが希望するところに合格するとその喜びは言葉では言い表すことができないといったことを話してくださった。
その話しているときの川野氏の表情といったら、目がキラキラと輝き始め、仕事の充実ぶりが伝わってきた。もうこの職業以外は考えられないと、本当に自身の職業を愛してやまない、そんな感じもした。これほどやりがいと充実感、愛情を持って仕事に取り組むことができている人は一体どのくらいいるのだろう。田中の職場で見かける男性陣は、仕事にくたびれた覇気のない社員ばかりだ。
川野氏の仕事の話を聞きながら、こんな風にイキイキとした表情を見せる川野氏のことが素敵な男性に思えてきた。こういう人と生活をしたら、明るく前向きに生きていけそうな気がする。
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