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婚活難民田中、只今迷走中!

週末引きこもりのアラサー女・田中。金曜夜は食料買い込み、月曜朝までごろ寝する。しかしこれでは本気でマズイと、自らムチ打って結婚相談所へ飛び込んだ。                                     

とてもラフな格好で現れた金田氏 その2

某大学の助教、金田氏(38歳)

 

 ある平日の19時、仕事帰りに金田氏と初めてお会いする約束をしていた。今まで仕事帰りにお会いした方々は、ノーネクタイではあるが、カッターシャツやスーツ用のズボンを履いていて、きちんとされていた。金田氏は、ジーンズにぶ厚目のチェックの長袖シャツ姿、カバンは書類が入る一般的なものであった。少し遅れて到着した金田氏は、「遅れてすみません、今日は研究室にずっとこもっていました。締め切りが過ぎていて、書き上げないといけないものがありまして・・」といったようなことをおっしゃっていた。

 挨拶を終えて、駅から直結している地下のレストラン街へ向かった。

なんでも、以前金田氏がここで食事をした天ぷらのお店がとてもおいしかったとか。田中は行ったことがなかったが、名前を聞いてそこは天丼専門のお店ではないだろうかと思い始めた。お店の前に着くと、やはり天丼はじめ定食を提供しているところで、食券を買って入り、さっと食べてさっとお店を出るようなところだった。金田氏に誘導されてきた手前、他のお店を提案するのも失礼な気がして一緒にそのお店に入ることとなった。婚活なので、ゆっくりと話せるところがよかったのだが、お店に着いてから今更言うのも・・ と思いながら、隣のオムライス兼カフェのお店の存在が気になってしまった。食券機の前で何にするか決めかねていると、金田氏は、「私はこれにします」と天丼と汁物のセットを選び、食券を購入された。そして、「田中さんの分も入れておきますね」と言って、1000円札を食券機に入れてくださった。ちょうどそのとき、田中は1200円のレディースセットという名の小さめの天丼と汁物、それにちょっとしたデザートがついたものにしようと考えていたところだったため、「あっ」と思ってしまった。

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