お金の使い方について考えてみた その8
初めて福田氏にお会いした帰り道、頂いたお土産を電車の中で開けてみると、お城のキーホルダーだった。
田中に会いに来る前に、何かお土産を、と考えて買ってきてくれたことには感謝するべきだが、お見合いのお相手からこうしたものを頂いて、少し困惑してしまった。物なので、後々思い出してしまうということもあり、かといってこのキーホルダーをつけるようなところもない。自分のためにしてくれた気遣いを、素直に喜べないことに申し訳なさが募り、悶々としてしまった。頂かなければこうした思いをすることもなかったのだが・・・ 福田氏もあれこれと考えてこのキーホルダーを選んでくれたのかもしれないが・・・
随分と勝手なことは承知の上、思うことなのだが、お見合いやデートの場で、お金を使うことに渋られたりすると、気持ちがスッと引いてしまうことがある。何も、全ておごってもらいたいわけではないし、お昼は田中が払いたくて払ったわけで、カフェは福田氏に支払ってもらおうなんて考えてもいなかった。今回のカフェでの数百円といい、田中が払うと言っても応じなかったり、過度な節約は一人のときにしてほしいと思ってしまった。せっかく二人でいるときに、楽しむために使うお金には支払う価値があると思う。何も大金を支払うような場面でもない。田中に支払う価値がないと思われたのかもしれないが。。。
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